
アルミによる低圧鋳造とは、0.1気圧程から溶湯を入れ始め、圧力を上げていき、金型に溶けたアルミの溶湯が充填された後、冷却されるまで0.3気圧〜0.4気圧程の圧力をかけ続け、冷却されたのち、圧力解除、離型して製品を成型する工法です。
グラビティ鋳造やダイカスト鋳造に比べ、充填密度が高いので、最薄で2mmの肉厚を確保できる他、溶湯が回りやすいので、精密製品や薄肉製品、耐圧製品に向いており、インテークマニホールドやシリンダーブロック、大型医療機器等に最適です。
鋳造数に関して、30〜1万台/月の実績があり、多品種少ロットから、大量生産まで、幅広くご相談に乗らせて頂きます。

アルミによるグラビティ(GDC)鋳造とは、溶解炉より溶湯を汲み、重力の力により金型へ流し込み、冷却、離型して製品を成型するスタンダードな工法です。
弊社では、従来より、金型化が困難とされている大型の砂型アルミ鋳物の金型化を何点も手掛けており、製品単価のコストダウン、納期の大幅な短縮(デイリーの鋳造数の大幅アップ)を実現して参りました。
特に納期に関しては、一点一点型に砂を込める砂型アルミ鋳物と比べ、MAXで10倍以上の生産効率アップが可能です。
製品単重10〜20kg程のアルミ鋳物を最も得意としており、長年の経験と実績(低圧鋳造に比べて、GDC鋳造では、方案と呼ばれる製品設計が製品の善し悪しを大きく左右します)、そして品質マネジメントシステムを取り入れた製品管理でお客様のご要望にお答え致します。
弊社では創設以来、GDC鋳造では大型アルミ鋳物、低圧鋳造では薄肉・精密アルミ鋳物にこだわり、技術研鑽を重ねて参りました。
また、旧JH(日本道路公団、現ネクスコ)向高欄ポストを20型以上、多い時には月4000本以上鋳造していた経験を生かし、現在では一般道向け高欄ポストの鋳造を行っております(主にAl-Mg合金とAC-4CH合金(T6)を使用)。Al−Mg合金では、実体からの採取テストピースで、25%以上の伸びが出せるまで、研究開発を行いました。
その他にも、自動車・トラック部品全般はもちろんのこと、昨今では医療機器関係の部品や半導体組立装置の部品等にも力を入れ、様々な製品をアルミ鋳物で製造しております。
また、信頼と実績のおける協力会社と強力なタッグを組むことにより、加工完品での納入も可能であり、製品の歩留り率が飛躍的に向上しております。